香港郊野遊行・續集

香港のハイキングコース、街歩きのメモです。

2006年09月

街角といえば・・・

香港人が選ぶ香港らしさの象徴は、茶餐庁だということです。
ならば日本人(それも年2?3回訪れる観光客として)が考える香港らしさといえば・・・・街中で見かけるあの歩道で営業している新聞売りこそがそれに当たるのではないでしょうか。
たった二文字の新聞の発音がなかなか通じなかったり、顔を覚えてもらい向こうからサッと新聞を差し出されたり。
香港から日本に戻ってから記憶をなぞると、飲茶の味もさることながら指に残る新聞インクの臭いの記憶の方が強かったりします。

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祥利冰室

2006年9月。
飲食男女の《茶餐庁懐古》で紹介されているのを見て以来、気になっていた店。(天后から10分ほどあるく距離)
祥利に行くまでにも入ってみたくなるような地元色100%の店が並んでいます。
確かに正統派の冰室といった佇まいで、例の旧式レジスターもしっかり現役でした。
午後おそい時間だったせいもあってか、のんびりとした空気が流れて長居したくなりましたが次回ということで檸檬茶を飲んで店をあとに。

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追記:2008年6月に香港公開された「文雀」のロケ地にも使われていました。

街角の映画 衝鋒隊怒火街頭

今となってはスクリーンで観られる可能性がほぼ99%無い、幻の作品になりつつあります。ユニバースから出た香港盤DVDはごく初期の発売だけに、画質も画面サイズも最近のディスクに比べれば見劣りしており再発してほしい筆頭の1枚。
おそらくフォーチュンスターが権利を持っているはずなので、デジタルリマスター・スクィーズ仕様で発売というのも無くはない?
ゴールデンハーベスト製作のアクション大作は、この頃ほとんど期待外れの成績に終わりこの映画も中ヒット程度でしたがもし好成績だったならば、続編が当然作られたはず。また会社自体、製作部門の閉鎖がもう少し先に延びたかも・・・。映画の出来にかかわらず、既にこのあたりから香港人観客層がティーンエイジャーに変わってきて動作片を好む成人男性客と入れ替わったということでしょうか?
出演者、なかでも干榮光が素晴らしい。エレベーター内での劉青雲とのからみこそがこの映画の白眉(呉鎮宇殺害シーン、黄秋生の偽装警官シーンといい語り草になるような名場面がいくつも)。
蒸留水のボトルが爆破される場面は、中環のDUDDELL st.にあるよく知られている石段。(「城市特警」のオープニング・人質犯とのシーンも)


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油麻地 得如酒樓

2006年9月。
上海街と碧街が交差する角、王天林も来るというから今風の酒樓ではないと予想していたけれど予想以上のレトロな佇まいに感激です。
入口にどこでもある飲茶営業の時間や料金を書いた看板が無く、要は勝手知ったる常連客ばかりということでしょうか。
驚いたことにエレベーターガールならぬエレベーターおばちゃんがいたこと! 見たところ30歳代の従業員は見当たらず、ほとんど20?40年以上ここにいるという顔ばかり。
点心は当然のようにワゴンで廻ってきます。インテリアも60年代そのままなのが嬉しいじゃありませんか。鳥篭が見当たらないだけで、男たちの世界だったという今は無き「得雲」や「多男」のイメージを想像してしまいます(あくまでもここは酒樓で茶樓ではないので、あくまでもイメージの断片としてですが)。
店の雰囲気は、湾仔の龍門大酒樓から活気と喧噪を除いたという感じでしょうか? こういう商売を続けられるのも建物が自社ビルだからなのかも。時間が止まったようなという形容はここにこそ使いたいといったら大袈裟?

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アップル・デイリーのインタビューでもここを使っています。

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街角の映画 伴我闖天涯

日本公開題名「いつの日かこの愛を」。
いつまで待っても香港版デジタルリマスターDVDが発売される気配がありません。
観光名所や場所をすぐに特定できる場所でロケしておらず、意識的になのかごく日常的な通りや風景のなかでドラマが進みます。なかでも新界の典型的な農家集落のロケでは住宅の間取り・台所が丁寧に描写されています。
韓国の雑誌が撮影現場の記事を大きく取り上げており、あの頃いかに香港映画が人気だったかを物語っています(キャプションに九龍のプリンスロードと記載されているが、おそらくプリンスエドワードの誤記ではと思われ次回確かめてみたい)。
最初の絵は、ヨーロッパ版VHSテープ。

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『去年煙火特別多』 蓮香楼。

日本公開題名「花火降る夏」。
何華超の実質主演作、これ以降は少ない出番の脇役にしか起用されず。香港映画界のあいかわらず硬直したキャスティングにため息のみです(梁徳森の一連のアートポート作品は別にして)。
劇中のチンピラたちの抗争に巻き込まれるシーンがここ蓮香楼で撮影。
午後4時ともなるとこのとおりガラガラ(当然、点心はほとんど売り切れ)でした。

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逝影留蹤 Hedda Morrison's HK

2005年9月3日?10月9日、香港大学美術博物館
「逝影留蹤―Hedda Morrison's 香港早期照片 1946?47」
ちょうど1年前に開催された写真展。ドイツ人女性写真家の見た大戦終了直後の香港。
よくある古写真ではない、写真家の切り取った空間と空気に圧倒されます。モノクロプリントの美しさ! また同時に出版された写真集は家宝ものです。
今月のCX機内誌《Discovery》にも8頁にわたり掲載されているので、目にした人も多いのでは。

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鯉魚門 その2

汚れたタイフーンシェルターのすぐ隣なのに、ハーバーに面した岸の海水は見事に透明感ありなのに驚く。これは湾の海流が意外にあるということか?
いくら端っことはいえビクトリアハーバーで海につかっている人間がいるなんて、「高層ビル群の大都市、香港」のみがイメージとして刷り込まれている観光客には想像外か。天后廟の手前で半裸のオッサン達が麻雀を大きな声でやっているのがまるで新界の田舎か離島そのもの。200年前の漁村だったころの香港の空気をほんの少し感じた気がする。
夕食前に村民が樹の下のベンチで涼んで、小販のオバサンがいる、こんな風景が巨大な地下鉄駅ビルから15分位にあるのも実に香港らしい。
(レストランの並ぶ路地に、緑色の古いポストを見つける)

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鯉魚門 その1

2005年9月。
海鮮料理に関心はないけれど、250年前に建てられたという天后廟と香港島・九龍の最接近ポイントを見に行くことに。
油塘の改札口を出た待ち合わせ用?のオブジェが愉快。漁船が停泊している避風塘は、ドブの色と臭いでゲンナリさせられる(このそばで海鮮酒家が営業しているわけで、雰囲気を求める人は離島か西貢へ行けということか)。まだ夜の営業前で人影の少ないレストランと魚屋が軒を連ねる路地をどんどん行くと、小さな運動場が目に入っていきなり新界の田舎に来てしまったような錯覚を覚える三家村の集落が。
灯台代わりの青いランプが設置された巨大な岩に登ると、なるほど海防博物館が目の前に見えてクルーズ船の通過もすぐ近くに感じて、ここはもう一度来てみたい。
それとともに岩下の敷きつめられたようなガラス片の上を歩く感触がじつに不思議でなんともいえない音もしてお薦め。

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皇后大道中 [Picture This]

復刻出版された「ジス・イズ・ホンコン」。絵の発色の悪さに、オリジナルをぜひ手に入れたいと思い中環のここを訪れました。
場所柄からして外国人観光客対象の店だろうと想像していたが、そのとおり。
ハリウッド映画のポスターが4割位を占めて、古い香港の写真は数も種類も思ったより多くありません。リプリントの香港観光ポスターに欲しい1枚がありましたが、1万円では・・・。
「ジス・イズ・ホンコン」もありましたが、カバーなしでどこかの図書館所蔵ラベルが大きく剥がされた跡のある物に1万4000円の値が! いくら欧米人向けとはいえ、この値段に簡単に手が出るものなのか、それともそんな観光客がこちらの想像以上にいるということでしょうか。(60年代の初めにアメリカから出た香港の写真集にいいものがあり最後まで未練が・・・・)

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