2007年11月
既に撮影に入っていた韋家輝の新作「思念」。メディア向けの開鏡が、「殺破狼」でお馴染みの旧粉嶺裁判所で昨日行なわれた模様です。
もう映画制作から撤退かと思っていた中国星ですが、脚本重視のロー・バジェット作品? これは案外期待してもいいのではないでしょうか。
チャイナ・スターの向華強・閻清(大陸の女優?)・それにすっかり顔をいじってデビュー時とは別人28号の谷祖琳、そして相変わらず愛想のよい劉青雲です。
開鏡の記事は別に珍しいものではないのですが、出席者が焼豚を実際に口にしている写真は意外に少ないのでは? 出前したとおぼしき焼臘店のエプロンをした伯父さんも写り込んでいます
昨日、「神探」のプレミアが行なわれた模様です。
この画像にはありませんが、大陸サイトの動画にはエディ・コウ(高雄)の姿も見えています。
劉青雲は韋家輝との新作「思念」で盲人を演じているそうです。
(*追記 初日のBOX OFFICEは、65万HKと意外な好スタートでした。)
こちらにインタビュー動画があります。
「フィルム・アート」(第7版)の日本語版が出版されました。
安くはないのですが(CD2枚分?)読み応えありすぎます。
「映画史」の章には10項目あり、最後が「現代香港映画」です。
ちなみに、それはこんな文章で締めくくられています・・・
アクションの伝統は、杜琪峯のような少数の監督によってしか引き継がれなくなった。杜の簡素なフィルム・ノワール''ザ・ミッション''はギャング映画のジャンルにしなやかで絵画的な抽象性をもたらした。
「PLANET HONG KONG」をどこか翻訳出版してくれないものでしょうか。
すでに美亞盤で2種類持っていても、このアメリカ盤(2枚組)には再び食指が動いてしまいます。
海外サイトによれば、このDRAGON DYNASTYレーベルを出しているワインスタイン・カンパニーが権利を取得したなかに「目露凶光」「PTU」「高度戒備」が含まれているとのことです。
そしてワーナー・ブラザースが手に入れた大量のゴールデン・ハーベスト作品中には、「怒火街頭」「刀」「燃えよデブゴン」「飛虎雄心」「ペディキャブ・ドライバー」「黄飛鴻 ??」「一個字頭的誕生」というDVD化・リマスター化を待ち望んでいた作品の名がありました。
「放逐」が昨日上映されましたが、この「十萬火急」も大きなスクリーンで見直したい作品です。
内部の撮影は確認できませんが、消防車が出動する場面で使われていたのがこの黄大仙・鳳徳道にある黄大仙消防局です。
撮影時から10年経っていますが全く変わっていません。東隣にビルが建ったぐらいでしょうか。
昨年の10月に香港で観てきた「放・逐」の記事はこちら
11月7日までありますので暇な時覗いてみてください。
信和中心にあったマニア向け海賊版DVDショップ「MAD CAT」が残念ながら閉店してしまいました。
つい最近の閉店のようで、ドアには知らずに来た客のためにコンタクトをとるためのmailアドレス記入の紙があり、ひょっとして再開することもあるのかも? なにせ違法商品を堂々と店舗販売していたわけでよくぞこれまで続いたものよと。
大きな声では言えませんが、値段的になかなか手が出せないクライテリオン盤をここで入手できたわけで映画好きには避けては通れない(?)ショップでした。
地下1階で派手に営業していた日本製ドラマ・ゲームのコピー盤ショップが姿を消し、代わりに中古DVD・VCD店がそのあとを埋めています。
香港公開まであと2週間となり、最終デザインと思われるポスターが出てきました。やはり文字だけという大胆なレイアウトではなく、オーソドックスなものになっています。
「鐵三角」は、公開11日で500万HK未満というきびしい数字です。
黒社会以和為貴」では海に落とされたアンディ・オン、今作での生き埋めシー「ンでは4、5テイクを重ねた苦労を香港メディアに語っています。
* このあと公開直前にアップルのインタビューを受ける杜琪峯と韋家輝です。
さすがに地元紙だけあり、韋家輝による歳賀片の興行成績を問うという厳しいことを平気で聞いています。
* こちらは同時掲載されていた「鬼馬狂想曲」の撮影風景、古天樂に動きを付けている元彬。
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