香港郊野遊行・續集

香港のハイキングコース、街歩きのメモです。

2009年01月

『機動部隊・同袍』撮影風景。


「機動部隊・同袍」の撮影スナップです。
出演者である施祖男(ヴィンセント・ツェ)のサイトからですが、初めての銀河映像作品の出演で緊張したけれど撮影スタッフがよくしてくれた・・・なんて言っています。彼はどうやら「復仇」にも出演しているようです。

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キャンペーン・イベントでのマギー・シュウですが、「復仇」では英語のセリフに苦労している・・・なんて発言しています。
考えてみると「復仇」はフランスの会社とメディア・アジアの出資で大陸資本の名がありません、ということは実に久し振りに北京語と広東語でセリフが交わされる、あの不自然な画面を観なくて済みそうです。

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『大捜査之女』

期待が4割、不安が6割だった「大捜査之女」。
不安が的中してしまい、最後まで観るのがつらい出来の作品となっていました。オープニングのカーチェイスがどうにも工夫のない演出で最初からつまづいて、この空回りが最後まで続きます。どうやら本気で伊丹十三作品を意識したらしいのですが・・・なにせサミー・チェンに宮本信子ほどの演技の幅があるわけもなく、やたらとエキセントリックに喚くかしょげるかのです。それ以前の問題として幼児誘拐というシリアスな題材にコミカルな要素を絡ませるというのはどう考えても無理があるというもの。
アラン・マックは、やはりアンドリュー・ラウと組んでこその人だった?

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『機動部隊・同袍』嘉禾旺角にて。


1月8日の公開初日、プレミア上映が行なわれたという新世紀廣場の嘉禾旺角に駆けつけました。
新世紀廣場は協賛スポンサーの一つではあるのですが、意外なほど宣伝に力を入れていてご覧のとおり大型POPや路面張りアドとまるでビッグバジェットの超大作か?と勘違いしそうです。
「葉問」とともに今回の来港の目的だったこの作品、予想以上の仕上がりで驚きました。
オープニングの職質シーンから大受けで、中でも山中の林雪が立ち往生する場面では大爆笑、ラストの銃撃戦まで観客を引っ張ります。テレビ放映・ビデオ発売用ということでしたが、これを観る限りでは劇場用映画として充分すぎるくらいの完成度です。
銀河映像の第2の林雪化しつつある黒鬼こと黄志偉は、今作でも武装強盗団のリーダーとして存在感を発揮しています。白髪哥こと黄華和はPTUたちが集まるカラオケバーのマスター役です(ここでの林雪の泥酔ぶりは見もので、お約束のゲロ吐き付きです)。

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こちらが、そのプレミアの様子です。
なぜか林家棟も来ていたようで、例のチャン・ツィイー騒ぎのコメントを取られています。

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撮影スタッフの集合写真ですが、前列右に俳優としてもよく出演する洪偉良(「ミッション」劇中でジャスコの掃除夫を装った殺し屋)がいます。

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『機動部隊・同袍』上映館の風景。


帰国前日が公開日に決まって、なんとか滑り込みで間に合った『機動部隊・同袍』の劇場周りの様子です。
旺角の百老匯、觀塘apmの百老匯、ネイザンロードのバス停です。

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郊外で零下に。


昨日の香港は冷え込みが厳しくて、市街部で最低気温が9℃、清水灣の北にある打鼓嶺で0.8℃(夜中の3時にマイナス6度を記録)になったとのことです。
そのため霜が降り、畑の野菜(画像はクレソン?)に被害が出たそうです。
この寒さで茶餐廰では例の土鍋ご飯が売れに売れているという写真ですが、ここは旺角・ソイストリートの明苑です(帰国前夜にここで雲呑麺を食べたのですが、相席したカップルの土鍋の美味そうなことといったら!)。

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『葉問』新聞広告。


1月5日、往路の機内でアップルを開くと、東方電影のこんな全面広告が。
公開から既に2週間を経過したので「葉問」単独ではなく、歳賀片との抱き合わせなのがちょっと残念ではあります。この時点で1800万を超えていたのは分かっていたのでキャッチコピーの”香港で2000万突破!”は当然にしても、続いて”3000万に迫る!”はいくらなんでもなぁ・・・と。
ところが実際に劇場での席の埋まり具合を見るとこれが納得できました。夜8時の回で観たのですが7割の入りです。公開されて20日目ですから普通なら客足が落ちて当然だと思うのですが、他の映画の影響をさほど受けず観客動員が落ちていないのも、作品自体の力があるというべきなのでしょか。これだった3000万に近づくというのも夢ではないかも!
ebayには既に大陸盤DVD(確認しただけでも3種類ありました)が売られていますが、東方電影のいつもの作りでメイキングは3分たらずしか収録されていないようです。


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『葉問』香港にて。


昨日、戻ってきました。
街中の広告はすでに「赤壁2」が氾濫しており「葉問」の大型アドを見られるのはいつもの旺角中心隣の壁面広告です。
1回目は觀塘apmで、2回目は旺角の新寶といういつもの劇場です。
「風格のある功夫片」そんな言葉がまず頭に浮かびました。セピア調のトーンで撮影された重厚なセット、それでいて日本軍の道場での大胆なライティング! なによりも意外なキャスティングの樊少皇(ルイス・ファン)が素晴らしい存在感です。それに林家棟が上手い!(一番の儲け役かも)。 川井氏の音楽も「七剣」ほどうるさくなく悪くありません。ただ池内博之演ずる将校のセリフが軍人らしからぬ言い回しなのが困ったものです(帰国後、若い日本女性が台本の和訳をしたと知り、このあたりがいかにも詰めが甘い香港映画らしいと納得した次第です)。
そして甄子丹、詠春拳という売り物の足技を使えない今作で一抹の不安がありましたが・・・手技だけでもこんな立ち回りを見せてくれるとは! アクションだけではなく演技でもいわゆる中国の「大人(たいじん)」の雰囲気を見事に演じています。ひいき目ではなく主演男優賞のノミネートは間違いありません(古天樂との争いに?)。当然、最優秀動作指導はサモハンで99.9%確定!

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『葉問』二度目のヒット記念パーティ。


昨晩、佐敦で開かれた「葉問」2200万HKヒット記念パーティの様子です。
香港の各メディアは熊嬢のアーロンとの色恋話に終始した記事ばかりで実に困ったものですが・・・なんと「葉問」の続編が2本同時進行で5月から撮入というコメントを甄子丹自身がしています!
そして彼によれば”今年は5本の映画を撮り、その内の一本は陳可辛作品だ”という驚くべき発言をしています。

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『葉問』ヒット御礼の墓参り。


大ヒット中の「葉問」ですが、関係者が粉嶺にある葉問のお墓にヒット御礼の墓参りに訪れたという画像です。

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『D&D 完全黙秘』ドラゴン・ダイナスティーより。


新年早々うれしい告知が出てきました。
ドラゴン・ダイナスティーから「D&D 完全黙秘」が「The Enforcer」として2月10日に発売されるとのことです。
特典は、いつものベイ・ローガンのコメンタリー、インタビューが王晶・謝苗・盧惠光の三人という興味深い人選です。
美亞から既にHDリマスター盤が出ていますが、DN盤は当然画質が向上したものになっていると期待しています。

尚、「葉問」が公開2週間で1800万HKを超え2000万HKも見えてきた大ヒットになっています。

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