香港郊野遊行・續集

香港のハイキングコース、街歩きのメモです。

2010年05月

ようやく、「洗黑錢」リマスター盤が!

さきほど樂貿のサイトを覗いたところ、6月3日発売のデジタル・リマスターDVDのラインナップに「洗黑錢」のタイトルが!
ようやくというには遅すぎるリリースではありますが、やっと出たかというところです
台湾版を入手し、やはりマスターの出所の確かなフランス盤をオーダーしようかという矢先でこの情報にホッとしました。
”TIGER CAGE”シリーズ「特警屠龍」「冷面狙撃手」も同時発売です。
発売が2週間早ければ買えたのに、まことに残念至極です。

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『精武風雲・陳真』画像。

カンヌでセールス用11分予告編が上映されたということで、本編の画像も解禁?になったのか大陸サイトに一斉にアップされていました。

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新聞から。

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6月公開される「葉問前傳」のこんな刺激的な大見出しがついた記事が滞在中のアップルに載っていました。
いくら葉準の弟子といえ、所詮は後追い企画映画の製作者なのに堂々と正当性を訴えるあたり、いかにも香港らしいといえばいえるのでしょうか。
ただこのなかで指摘された「葉問2」のアクロバティックな特技効果の多さというのは・・・・そうなんですよね。
茶館の円卓上での立ち回りのことだと思うんですが、確かにこのシーンでの師父たちの宙返りやサモ・ハンのド派手な動きは真功夫を謳うこの映画にはいささかそぐわない印象を持ったのは確かではあります。
あのワイヤーワークなしで手技中心の格闘でも充分に緊張感は持続できたんでは?

撮影中の次回作「關雲長」ですが、あのアンディ・オンが共演しているという画像がありました。

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今は、こんな風景に。

灣仔MTRから出ると、すぐ目に入った龍門大酒樓でしたが既に建物は取り壊されてこんな姿になっていました。
2枚目の画像は、中環・皇后戯院の跡地に出来つつあるビルの様子です。


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『葉問2』


歩き廻り、くたびれたので2回目の「葉問2」はホテルのそばの新寶で夜10時の回です。
映画の構成は、全く変わりませんが前作の日本人俳優と違い今回の相手はアクション俳優ばかりですから見る側も安心です。
一番の驚きは、サモ・ハンの役どころが予想以上に大きいことです。
立ち回りに加え「SPL」を思わせる情愛場面もあり、来年は各賞に助演男優でノミネートされるのでは?
メインの動作場面は、弟子志願相手との手合わせ・魚市場での乱闘・茶館での円卓上アクション・洪師父とボクサーの対決・葉問と白人ボクサーとの対決・・・・と溜め息の出るシーンが続きますが、一番の見所はラストのボクサーを倒した葉問にマイクを向けられる場面でした。
「この人、こんなに情感を表現できる俳優だったの!?」と、どなたも驚くはずです。ここでは泣かされました。
前作に増して風格の漂うドニーですが、脚を組んで小首を傾げ煙草を吸うあのポーズが「葉問=甄子丹」というイメージを強烈に植えつけてくれます。
娯楽映画のツボを押さえた脚本を書いた、レイモンド・ウォンの息子という黃子恆(エドモンド・ウォン)は親の七光りライターなどではないようです。
ちなみに撮影は、前作と変わってベテランのプーン・ハンサンでした。
葉偉信とは既に「2002」「乾柴烈火」で組んでいました(「特務迷城」で成龍が勤める店に現れる愛人連れの成金を演じているあのひと)。
ただ残念なのは、弟子達の衣装や髪型が1950年代初めにはどうやっても見えないことです。
美術が見事に造りこまれているだけに若者たちの格好が浮いて見えたのが勿体無いかぎりです。
街でもらったフリーペーパーを見ると、ドニーの次々回作が孫悟空物、しかも3Dの超大作!という記事が。でも監督に鄭保端というのは、ちょっと不安がよぎりますが。

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戻ってきました。

「葉問2」、というわけで公開から21日目にしてようやく見ることができました。
最初は、いつもの觀塘PALACE apmへ(ここは同じフロアに三聯書店が移ってきたので、上映開始までの時間調整に便利です)。
クリスマスや旧正月作品がヒットしても3週間も経てば客足が落ちてきて、1日の上映回数も5回位に落ち着くところなんでしょうが・・・・まだ午前中の回も含めて9回も上映中です!
普段なら10分前にチケットカウンターに来れば悠々なんですが、今回は20人以上が並んでいるという光景にビックリ。
高齢者の姿も多いので、よく見てみると60歳以上は月火水の3日間・午前中の1回目上映料金がなんと10HK!日本円で115円!! 
新作映画が115円! これならオジサン・オバサンもやって来るというものです。
間違っても日本では、ロードショー料金500円の日を週1回実施なんてことは有り得ないですから(東宝が興行界のリーダーシップを取っているうちは無理!?)。
オープニング、1950年というテロップが出て雨中の天台から木人を相手に稽古をする葉問にスーッと寄っていくクレーンショットでもうゾクゾクしてきます(遠景にしっかりと獅子山もCGで写しこむという芸の細かさ!)。

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『精武風雲』画像。

カンヌでのセールス上映も上々の反響という『精武風雲』。
香港公開は、中秋節の9月23日というのが有力です?

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長洲太平清醮。

もう来週から始まる長洲の太平清醮ですが、主催者によれば今年も4.5~5万人の観光客を見込んでいるということです。
名物の饅頭、平安包は一個6HKと去年と変わらぬ値段をアピールしています。
21日の夜に行なわれる搶包山では、帰宅する見物客のために深夜のフェリーを増便し、中環碼頭には下記のようにバスが用意されるとのこと。
そうはいっても行列と順番待ちが大の苦手の当方は、前日に出掛けてのんびり歩いて来るつもりです


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『十月圍城』UK版Blu-ray。

香港版ソフトが発売されて3ヶ月という異例の速さで「十月圍城」の海外版(UK)Blu-rayがリリースされるというニュースが流れてきました。
今回が香港映画の発売第一弾と思われるイギリスのE1 Entertainmentから5月31日に出るそうです。
Amazonでの価格は、11.99ポンドと香港版よりもリーズナブルな設定です(プレオーダーしたところ、実際の請求は1.79ポンド安い10.20ポンドでした)。
謳い文句が、「投名状」のピーター・チャンが・・・・とテディ・チャンの名はまるで見当たらないのが実際の製作実態を反映しているようで情けない!


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『復仇』UK版Blu-ray!

いつ出るのかと、いささか待ちくたびれていた「復仇」のUK版Blu-rayがようやくリリースされるようです。
本国フランスのTF1版Blu-rayが発売以来まるでプライスダウンの気配がなく、あきらめてオーダーするつもりになっていましたがやっと順当な価格のUK版の登場という嬉しい知らせです。
UK版は、「放逐」や「黒社会」を出しているOptimum Home Entertainment から6月28日発売とのことで、Amazon.UKの価格は仏版より40%も安い13.99ポンドになっています(今、プレオーダーしましたら2ポンド安く11.91ポンドの明細になりました!)。


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