香港郊野遊行・續集

香港のハイキングコース、街歩きのメモです。

2011年10月

廉政行動2011。

これにはちょっと驚きました。
香港電台と廉政公署が共同制作した汚職追放キャンペーンドラマ「廉政行動2011」です。
1時間枠の5作品が11月5日から毎週土曜の夜7時半からオンエアされるとのこと。
予告を見て、多彩な出演者たちと派手なカーアクションに目を見張らされました。
それも当然で、出演者の顔ぶれはこれで映画をそのまま出来る俳優陣です。おまけに導演には、ダンテ・ラム!や葉偉民、章國明(アレックス・チェン)!という豪華さです。
ちなみに5本の詳細は、
    林超賢《盲目》 張智霖、邵美琪、劉浩龍、唐寧、鄭子誠、符方雄、金來群、袁富華
   葉偉民《心魔》 陳啟泰、李綺虹、張文慈、吳嘉龍、狄易達、黃婉曼、丁羽、吳耀漢、應昌佑  
   章國明《黃金噩夢》 泰迪羅賓、蘇永康、蔣怡、楊崢、谷峰、周國賢、張雷、楊玉梅、鄭思傑、邵音音、      
   夏桂昌《黑白線》 陳松伶、陳國邦、林利、張繼聰、周國賢、何華超
   余世民《私症》 曾江、吳雨霏、陳鍵鋒、潘冰嫦、劉國昌、高志森、張睿玲、高翰文、盧海鵬、譚俊彥、羽翹
キャストでは、テレサ・リー(子持ちの役!?)とトニー・ホーが気になります。
2番目に貼り付けた張學友のMVだけ見てると新作映画かと勘違いしそうです。







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一攫千金を夢見る男。

 クラーク・ゲーブル、スーザン・ヘイワード主演「一攫千金を夢見る男(1955年)」。
20世紀FOX作品なので、スタジオ・クラシック・シリーズからDVDリリースされていたと思っていましたが未だ発売されていませんでした。
あの「慕情」より香港の情景を記録した映画としてはこちらのほうが上かも。
尖沙咀から香港サイドを眺めたカットでは、4〰5階程度の建物ばかりだったこともあり背後の山々が実に大きく雄大に見えています(改めて今が異常な風景かを再認識させられます)。

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33年振りの。

昨日16日、行われたビクトリアハーバー横断水泳大会のようすです。
1978年が最後だったといいますから33年振りの開催で、主催者に言わせるとハーバーの水質が大幅に改善されたとのことですが、環境団体によれば大腸菌の値がまだ基準値の倍以上ということです。
1000人にちょっと欠ける978人の参加で、鯉魚門の三家村碼頭から鰂魚涌公園までを速いひとは20分足らずで泳ぎきったそうです。
三家村碼頭といえば、「黑社會」冒頭での張家輝が湯羹をバリバリ喰って梁家輝を啞然とさせる印象的過ぎるサンパン場面がこの避風塘でした。
以前に油塘へ出かけた時に味わった避風塘からの泥臭い臭いと色を思うと? ですが、レストラン通りの先にある媽山村の海水が意外にきれいだったことを考えれば泳いで泳げないこともない!?

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大澳、虎山觀景台へ。

大澳行きのバスに乗ってから思いついたのが、”そういえば大澳の裏山には未だ行ってないなぁ”
というわけで、ピンクイルカを目撃できるとは間違っても思いませんが行くだけ行ってみようと。
少林武術中心の左脇を行くとすぐに標識があり、きれいに手入れされた階段のスタートです。
登ると、ディズニーアニメを思わせるイルカのオブジェがドーンと。
ここまで来てもピンクイルカを見るのは難しいのでこれで雰囲気だけでも・・・・という有り難い(?)心遣いでしょうか(こういうものを置いてしまうセンスって)。
100mもない高さですが、大澳と反対側の海を一望できて見事なものです。
ここまで来て判ったのは、この裏山は地元の墓地だったということです。
東屋には望遠鏡も設置されているというサービスの良さ。
敷石が施されているのは、ここまでです。
まっすぐ揚侯古廟(「龍的傳人」オープニングでお馴染みの)まで降りてみようと進んでいくと、こちらはあくまでも住民が近道に使っているだけなのか滑りやすい小石と急な傾斜の悪路です。

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WOWOW成龍特集(昂坪ロケ)。

事前の期待を見事に裏切ってくれたのがWOWOWジャッキー特集のラインアップです。
結局、フォーチュンスター所有のお馴染み過ぎるタイトルばかりでした。米国ワーナーが持っているというGH製作の90年代作品をHD画質で観る機会はまだまだ先のようです。
というわけで、ほとんど観ていなかった成龍初期作品をこのオンエアでチェックしておりましたら。
昨晩の「スネーキーモンキー 蛇拳」、冒頭の黄正利と馮克安による対決場面・・・・「師弟出馬」と同じ馬鞍山の昂坪でした。
*追記
ここでの撮影といえば・・・・あの「酔拳」を忘れていました。オープニング・タイトルバックでの黄正利と袁信義の立ち回り場面がそうでした。

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南大嶼郊遊徑(伯公坳から塘福へ) その2

巨岩群を過ぎると、正面にランタオ・ピークが見えてきました。
ピークからの下りルートと合流する三叉路(?)で一休み。眺めも素晴しく、海からの風も心地よくてつい長居を。
しかし、ここから一気に下る石段が傾斜がきつくて眼前に広がる塘福の海を見ながら疲れを誤魔化しての下りとなりました。
まだ開花を期待していなかった大頭茶ですが、南向きの樹は既に咲き始めており嬉しい誤算です。
そろそろ太腿がくたびれてきたころ、ようやく引水道に到着です。
今日は、塘福でバスに乗るつもりなので300mほど東に戻り、村の外れへ出るというルートを目指します。
L109の標識を過ぎたところにありました。
きちんとした表示はないと思っていましたが、まぁ読めないことはない位の薄くなったペンキが道端にありました。
きっとハイカーや地元住民が踏み固めたんじゃないかという程度の藪道です。
薄暗い林の中なので藪蚊や大きく巣を張った蜘蛛(体長10cm以上!)が多いので防虫スプレーの出番です。
バス停から見えるこの小島(茶果洲)、「殺破狼」での上長沙泳灘ロケで遠くに見えるアレではと(そのうち、ビーチまで下りて確認してきます)。

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南大嶼郊遊徑(伯公坳から塘福へ)

2週間前に出かけた香港は予報とは違って、日中は27~28℃で湿度70%未満、おまけに薄雲に覆われているというハイキングには絶好のお天気でした。
今回は、お気に入りコースになった南大嶼郊遊徑の残り西側を歩いてきました。
いつもの伯公坳からスタートですが、鳳凰山へと続くランタオ・トレイルの階段下にあるBBQサイトの奥から始まり。
強い陽射しがないのは助かるんですが、そのかわり海の色がスッキリと青く映えて見えないというわけでもあり残念であります。
キチンと手入れされおり、拍子抜けするくらい歩きやすいコースが続くので面白みに欠ける?
なんて思い始めたころ、巨石の間を抜けるという箇所を迎えることに。香港ハイクの楽しみの大きな部分が石畳・石段・巨岩に接することなんで、ここが個人的にはハイライトです。

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新蒲崗太子道東638號。

9月23日に買った新聞の全面広告です。
どうやら新蒲崗に新しくショッピングモールがオープンするらしいのですが、日本製品を前面に出した商品構成もさることながら「新蒲崗Mikiki」って何のこっちゃ? と。
なにか有名なキャラクターからのネーミング? と不思議に思っていましたが。
今日の蘋果に紹介されていてビックリ! 日本語の”見聞きする”の”見聞き”ですと!
平仮名の「の」をやたら使う広告には慣れたつもりでしたが、これには啞然です。果たして「ミキキ」と発音してくれているのか気になります。
集體回憶ブームに便乗したオープニング・イベントは、月末まで開催とのことです。

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飛鵝山道。その2

この九龍城方向を見下ろせる東屋付近ですが、「無間道」でも使われていました。
被弾したチャップマン・トーの運転する車が道路を跳び出すという場面です。
ちなみにタクシーの背後を登った先が、「保持通話」のあのラジコン飛行機を飛ばす場面でのロケーションに使われた辺りです。
林嶺東監督作「一触即發」のラスト・シーン、尹揚明が強制送還される温碧霞を見送る場面も東屋のすぐ先と思われます。
ここは他にもいろんな映画で見ることができるんじゃないかと(「つきせぬ想い」での車椅子姿のアニタ・ユンがカイタックを見下ろすシーンの撮影はもう少し下ったあたりのようです)。
そういえば、アン・ホイの「幽霊人間」でも凧揚げ場面でここが出てきましたっけ。

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飛鵝山道。

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というわけで、「黑社會」といえば。
この高層住宅群を見下ろす巨岩の上で狂犬の如く吠えるという、この映画のもっとも印象的な場面ではないかと思いますが。
こんな具合に見えて、なおかつ車で行けるところといえば・・・・飛鵝山道かその下りになる扎山道しかないだろうということで行って来ました(香港在住であの辺りを歩いたことのある方ならすぐにピンときたんでは?)。
飛鵝山道を登りきった観景台入り口の東屋から最初のカーブですぐに目に入ってきました。
あまりにも簡単に見つけられたので拍子抜けしたくらいです。
こうなると、あの岩に登ってみたいというのが人情です。映画の撮影は冬だったので草が枯れて小道が見えていますが、こちらは見ての通りで胸近くまで生い茂っています。この巨岩、近づいてみると手前と前方の部分が大きく割れていて高い前方部に乗るというのが実にやっかい。
おまけに風も吹き下ろして体があおられるという状態、やっと岩に張り付くとまるで真下の団地群に吸い込まれそうな錯覚に襲われるというテイタラクでした(へっぴり腰とお笑いください)。
ここで演じた梁家輝(ひょっとして替身?)、命綱を付けていたのは間違いないというのが実感。
こんなところで転落したら、翌日の蘋果に”日籍電影迷遊客墜落”なんて面白可笑しく書かれるんだろうなぁ・・・なんて考えてしまいました。

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