2013年07月
「47 Ronin」というタイトルからイメージするものとはギャップがありすぎる予告編が出ました。
キアヌ・リーブスのオリエンタル嗜好が暴走状態です。
クリスマス公開らしいですが、ウーン・・・。制作費は「超人 マン・オブ・スティール」クラスとのこと、大コケ超大作の仲間入り必至?
「毒戰」北米盤、Well Go USAより10月15日発売とのこと。
オリジナルの野暮ったさを払拭して、思わず欲しくなるジャケット・デザイン。キングレコード他の国内ビデオ・メーカーにはこのセンスは逆立ちしても無理でしょう。
どうやら張家輝は広東語、エディ・ポンは普通話の応酬のようです。
動作指導は、凌志華。袁和平のところでキャリアを重ねてきたひとのようで、初めての一枚看板でしょうか。
そういえば、3月には以前から気になっていた文匯街にある和記海鮮飯店に出かけてきました。
ここは「大事件」に使われたあの場所です(内部シーンは香港島サイドのよう)。
てっきり映画のこちらが入り口と思いこんでいましたが、ビルの反対側(文英街)が正面入り口でした。
ちなみに一枚目の画面で、店から顔を出した黒ベスト姿が店主。
雰囲気も料理もよく通った今は無い旺角の紫荊閣に似ています(違うのは繁盛度だったかも)。
こんな酒樓がホテルの近くにあったなら、足しげく通ってしまうだろうなぁと。
異様な光景なのが、御手洗いの造り。
2階にあるので階段を上るんですが、これってあきらかにコンクリート床スラブをぶち抜いてムリヤリ設置したらせん階段を登るという。
これなら飲茶も期待していいんではと考えた次第です。
というわけで、7月はBPインターに宿泊を決めたのもここまで歩いていけるというだけの理由です。
実際、ホテルからは7~8分たらずで、MTR柯士甸站の目の前という便利さでした。
朝6時からという飲茶、さすがにそんな時間には無理なので7時過ぎに出かけてきました。
よくあるオーダー・シートがなくまごついていると、すぐに従業員がメニューを持ってきてくれるというチェーン酒樓ではお目にかかれない気配り。
點心の種類を絞っているので常連客はメニューなど見ず、テーブルにつくと自分で點心を持ってくるという風景でした。
肝心の點心ですが・・・・これが実に結構なものでした。おまけに量が多い! 鰔魚肉餅飯などは二人で食べて充分の量、挽肉の臭みもなく醤油も上等という予想以上のレベルでした。
2011年の秋以来なので、ほぼ二年振りの「奪命金」。
近所で上映が始まったので、そぼ降る雨の中を出かけてきました。
ドキュメンタリーが終わってもスクリーン・サイズが変わらないにビックリ! 結局、ビスタサイズでの上映でした。
これ当然ですがシネスコサイズの作品です。
こんなビッグネームの監督作品なのにいいんですか? いいわけが無い!
そのため左右がトリミングされて、画面端で台詞を発する俳優の台詞だけが聞こえて姿が見えずというTV放映の映画状態です。
この状態で最悪だったのが、誕生日会を開いている酒樓でのマネージャーと劉青雲が口論になったところに兄貴分の張兆輝が加わるシーン。画面上に三人並ぶカットなのが左端の兆輝は台詞だけ聞こえるというあまりにもあまりな画面になっていました。
デジタル素材での上映(日本語字幕フォントが汚い)ということは、この画面サイズでソフトも販売するの? 確認のためにAmazonを見てみるとやはりレターボックス・サイズとの表示。
それほどTV画面に上下マスクが出るのを嫌がるのは、局からの要望なのかビデオメーカーの思いこみなのか理解に苦しみます。
併映のドキュメンタリーは、UK盤DVDに収録されている香港でのスタッフや出演者のインタヴューのない純粋な単体作品でした(おしりにカンヌでの「鐵三角」三監督イングリッシュ・トークがおまけ)。
「奪命金」海外版は、いまだに北米盤位のようです。
もっと呆れたのが、「車手」日本盤のジャケット・デザイン。ここまでチープにするか、というくらいの恥ずかしい出来。レンタル店に並ぶC級アクション映画そのまま・・・・香港盤と同じじゃまずい理由っていうと、お客のアンちゃんがこのレベルだからというだけ? とでもいうのかね。キングレコードさん。ただ買ってくりゃHK映画好きが財布の紐をほどいてくれるとでもナメテらっしゃるんですかね(怒)。
「特殊身份」の予告編が流れてきました。100%大陸資本ということでいきなりの普通話版なのが残念。
これを観るかぎり谷垣健治さんが書いておられた”「導火線」を進化させたようなモダン・アクションとして最高のものになっている”という言葉を実感できるゾクゾクさせてくれるカットの連続です。
難産の末に生まれた子は、健康優良児に・・・ということでしょうか。
10月公開って謳っていますが、香港では祝日前の9月26日あたりかも? 14日の重陽節の頃なら間違いなく・・・。
先週の金曜日に上水で陳德森の新作「一個人的武林(The Last of Best)」開鏡がメディア向けに披露された
模様が。
この中に写っている右端の人物に注目・・・・そう、あの元彬です。
ドニーと元彬とは初めての顔合わせになるのでは。過去に二人の接点は無かったかな、と思っていたらあの「ドラゴンイン(1992)」が唯一の作品でありました。しかし、アクション監督として十分過ぎるキャリアの元彬とドニーというのも何か不思議な取り合わせです(自身の製作作品がすぐに控えているので、パワーをセーブして?)
。
ちなみにこの場所、上水の古洞公立愛華學校という現在使われていない学校建物でした。
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