香港郊野遊行・續集

香港のハイキングコース、街歩きのメモです。

2016年11月

「西部魂」(ドイツ版Blu-ray)。

フリッツ・ラングの「WESTERN UNION(西部魂)」、権利元である20世紀FOXはシネマ・アーカイブ・シリーズでのDVD-R発売のみでBlu-rayはKino Lorberから。
そんなわけで、英語字幕なしという同条件なら安いほうを選択して、3年前に出たドイツのKOCH MEDIA版をオーダー。
西部劇のBlu-rayはハリウッド・メジャー本体からはほとんどリリースされず、ドイツ・フランス・スペインから大量に発売されているのがここ数年の状況、ヨーロッパ人はこんなにもウェスタン好きだったの? というくらいにマニアックな作品までラインナップされています。
デジパック仕様で、ブックレットは本体に固定(残念ながらドイツ語のみ)。
日本ではジュネス企画から出た劣悪な画質のDVDのみだったので、ようやくまともなカラー画面とのご対面です。
ちなみに児玉数夫さんの”西部劇大鑑”によれば、当時アメリカ映画の配給会社CMPEに在籍していた氏が苦心したという日本題名が決まるまでが・・・・「電信隊、西部へ行く」「西進」「西部の嵐」から「西部の暁」にほぼ決まったあとに再び「西部魂」に変更とのこと(実際に輸入されたプリントはモノクロ版だったそうで、良好な状態の色彩画面というのは日本ではこういう輸入Blu-rayで初めて目にできたというのはちょっと大袈裟でしょうか?)。

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26日の東京新聞から。

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千秋楽。

昨日26日は国立劇場11月公演の千秋楽でした。
正月芝居ではさすがに老けたなぁという舞台姿でしたが、この六段目では見事に若々しい音羽屋の勘平っぷりに驚くばかり。
来年はなんといってもあの「岡崎」の再演が3月にあるというのが待ち遠しい限りです。

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曇り空で。

最後までスッキリしない天気のまま帰国です。
早茶に出た際にもらった頭條日報、芸能欄にベニー・チャンと古天樂の新作を紹介する記事が。冗談かと思っていたあんな企画が本当に動き出したとは・・・・。
本来ならば12時にチェックアウトで、朝一番の「沖天火」上映を観られたんですが、今回はCI利用のため2時間早めに出なければならないというのが痛い計算外です。
そんな乗り継ぎの桃園空港の搭乗ゲートに大きく飾られた台湾文化の紹介デコレーションが”台湾オペラ(歌仔戯)”、これはちょっとした偶然でしょうか? というのも「沖天火」は宜蘭の舞台シーンから始まり、ラストも台湾オペラの客席にいる張孝全とアンバー・クォ兄妹の姿にクレジットが流れるという構成なものですから。
搭乗時にもらった昨日の台湾版蘋果日報、今では香港の新聞から姿を消した映画館広告が健在なのは頼もしい限りです(おまけに作品の写真付きで)。ところが「沖天火」、初日公開でなんとたった8館の上映なのには?? 

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11月らしい天気に。

やっと気温・湿度ともに11月らしい天気になってくれました。
毎週金曜日に発売される”香港01”には林嶺東のインタヴュー記事
が大きく掲載されています。
7年ぶりにランタオピーク(鳳凰山)をめざして。
今度は山頂からの眺望が期待できるかも? という期待も空しく。

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青空が。

夜明け時分は雲に覆われていたのが9時ころには嬉しい青空になってくれました。
MOKOのUAシネマで「沖天火」初日1回目の上映(9時15分)、果たして・・・・・我々を含め11人の観客で、かろうじて2桁。
大頭茶の咲き誇る場所といえば、ドランズ・バックで間違いなしということで久しぶりに出掛けてきました。
2回目は7時過ぎの上映回で、ダイヤモンドヒルの百老匯シネマにて。200人ほどのキャパに1/4程度の入り。

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本日も雨模様。

早朝6時、旺角・花園街市の熟食中心。もう花屋や焼臘店が何軒か開いています。
MOKOの座席状況を確認してみると・・・・我々の席しか売れておらず、このまま貸切になるのか!?
フリーペーパーに載っていたあのMTRキャラクター、なんと李聖基という立派な名前が付いていてビックリ。
去年、「迷城」を観たUAチェーンが入居していた東涌のシティゲイト・アウトレットの建物が伝えられた通りに取り壊しが始まっていました。

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スタッフが。

出演俳優の名が明らかになったのですが、スタッフ陣の概要がまるででてこなかった「沖天火」。
MTR構内の広告でようやく知ることができました。
撮影・蔡文龍(「迷城」に続いて)、編集・D.Richardson、音楽・Dave Klotz、美術・李子豊、視覚特効・羅偉豪、造型・張兆康、服装・黎展瑜、製片・黎家豪・・・・・というわけで名が知れた白人二人以外は若くて大作の経験のないような若い人たちばかり? 動作指導の名がないのは導演が自ら?
派手に広告を打つ・・・・どころかポスターを見つけるほうが難しいくらいに寂しい宣伝ぶり。そんな中でようやく見つけた旺角構内のビデオ・ディスプレイ。
新駅の見物がてら、香港大学のミュージアムへ雨の中を出掛けてきました(前から注目していたMTRの禿キャラクターが大きく全面に独り立ちした扱われ方に)。北欧家具好きには見逃せない明代の黄花梨製ファニチャーの数々。
なるほどここからH・ウェグナーの発想が来ているのか、というのが素人にもよ~く理解できます。
恐ろしく貴重で高価な、普段はハリウッドロードの金持ち向けのアンティーク・ショップに飾られているような椅子がゴロンと展示されているという光景、おまけにこの展示がまるで認知されていないらしく鑑賞者が皆無! 実に贅沢な気分を味わってきました。

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旺角にて。

あてが外れてスッキリしない陽気になってしまいましたが、初冬の東京から来れば24・25度というのは有り難い気温です。
今回は待望のエアバスA350に搭乗できる機会ということで、唯一の就航路線である台北→香港間を利用するために中華航空を使っての往復です(残念ながら帰路の香港→台北は通常のA330です)。
この小型機の胴体ほどもある巨大エンジンの性能が前評判通りなのか排気音が滑らかな響きで747の轟音とはエライ違いです。
シートピッチも前後に充分な余裕があって、これなら長距離のフライトでもエコノミークラスの疲労が軽減されるんじゃないかと想像します。
こうなると来年に日本への就航が噂されるキャセイにはぜひとも早く東京まで飛んできてほしいもの。
機内エンタテインメントの中に「特工爺爺」が。
着陸間近に見られた雲海に浮かぶランタオピークという光景。
ホテルに繋がっている新世紀廣場(改めMOKO)のイベント・スペースでは「STAR WARS」のフィギュア展(?)が開催中でした。展示というより即売会といったほうがいいような商売丸出しのイベント。

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そろそろ。

今頃、香港では大頭茶が満開のシーズンですが、我が家の大頭茶もそろそろ開花の季節を迎えました。

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