2017年01月
まさかの日本公開という「迷城」、今日から渋谷のヒューマントラストで変則的な1回上映がスタート。
7年のブランクを経ての復帰作としては期待以上の仕上がりでしたので、是非ともリンゴ・ラム贔屓でなくとも観ていただきたい作品です(特別出演のサイモン・ヤム演じる上級警察官の描写がお粗末なのはご愛嬌ということで)。
それにひかえ「冲天火」が・・・・・。
公開時に林導演自身がいろんなメディアでのインタヴューで愚痴をこぼして不本意な製作体制だったと吐露していますが(スタッフのほとんどが現場経験の少ない若者ばかりだったなんていう記事も)、所詮のところ映画は完成した作品が全てなのですから、そんなエクスキューズは聞きたくもないし言うべきでもないというのが長年の贔屓であるワタクシの正直なところです。
なにをトチ狂ったのかリアリズム描写が売り物だったはずなのに、CG合成の高層ビル倒壊というのがラストのクライマックスというのがもう理解不能です。なによりも主演のふたりを突き動かすエモーションがヌルイのが致命的! これまでの作品群でのアクションの動機が”欲望=金”だったのに、今作では難病治癒の決め手”再生細胞”というのがどうにも弱すぎて・・・・。
驚いたのが俳優の無駄遣い、フィリップ・キョンやライ・ユーチュンなんてクセモノ役者をキャスティングしておきながら誰が演じても構わないような役どころなのに啞然とさせられます(洪天明のワンカット出演にも絶句)し、チム・ソイマンに至っては彼でなくてはならない理由がまるで感じられない理解不能な配役。
脚本に林導演と共に日本人である深澤寛さんの名がクレジットされていましたが、このシナリオでGOサインが出た経緯を聞いてみたいものです。
以前からリンゴ・ラムと仕事をしたかったという吳彦祖がこの脚本の出来にNO!と言ってくれていればと、今となってはの話ですが。
7年のブランクを経ての復帰作としては期待以上の仕上がりでしたので、是非ともリンゴ・ラム贔屓でなくとも観ていただきたい作品です(特別出演のサイモン・ヤム演じる上級警察官の描写がお粗末なのはご愛嬌ということで)。
それにひかえ「冲天火」が・・・・・。
公開時に林導演自身がいろんなメディアでのインタヴューで愚痴をこぼして不本意な製作体制だったと吐露していますが(スタッフのほとんどが現場経験の少ない若者ばかりだったなんていう記事も)、所詮のところ映画は完成した作品が全てなのですから、そんなエクスキューズは聞きたくもないし言うべきでもないというのが長年の贔屓であるワタクシの正直なところです。
なにをトチ狂ったのかリアリズム描写が売り物だったはずなのに、CG合成の高層ビル倒壊というのがラストのクライマックスというのがもう理解不能です。なによりも主演のふたりを突き動かすエモーションがヌルイのが致命的! これまでの作品群でのアクションの動機が”欲望=金”だったのに、今作では難病治癒の決め手”再生細胞”というのがどうにも弱すぎて・・・・。
驚いたのが俳優の無駄遣い、フィリップ・キョンやライ・ユーチュンなんてクセモノ役者をキャスティングしておきながら誰が演じても構わないような役どころなのに啞然とさせられます(洪天明のワンカット出演にも絶句)し、チム・ソイマンに至っては彼でなくてはならない理由がまるで感じられない理解不能な配役。
脚本に林導演と共に日本人である深澤寛さんの名がクレジットされていましたが、このシナリオでGOサインが出た経緯を聞いてみたいものです。
以前からリンゴ・ラムと仕事をしたかったという吳彦祖がこの脚本の出来にNO!と言ってくれていればと、今となってはの話ですが。
バーニー・サンダースのツィッターには、
President Trump, you made a big mistake. By trying to divide us up by race, religion, gender and nationality you actually brought us closer.
(トランプ大統領よ、アンタはひどい間違いをやらかしたね。我々を、人種、宗教、ジェンダーと国籍で分断しようとしたけれど、現実には私たちを結束させてしまったのだからね。)
21日は地元バーモントの議会前での集会に登場。
今朝のチャンネルnecoでオンエアされていた「波濤を越える渡り鳥」(斎藤武市)。
小林旭作品にまるで興味を持てないので無関心でしたが1961年公開のこの日活映画、香港ロケがあるというのでチェックすると・・・・。
舞台はバンコクなので香港はほんの10分くらいですが、お約束の啟德空港(藍田方向の山々が見事にハゲ山)、ビクトリア・ハーバー、中環、レパルスベイ等々。意外なのは香港最後のカットが当然ながらピークからの百万ドルの夜景、ではなく石硤尾の団地群!
サングラスをかけた金子信雄の役者っぷりに比べ、小林旭がどうにも絵にならないのがつらくて、共演の宍戸錠に喰われているのにそれでも当時の観客はアキラを支持していたというのが不思議?
今となってはバンコクのキャバレーで”ブンガワン・ソロ”を歌うという場面は噴飯ものですが、インドネシアもタイも同じようなものという当時の映画屋の意識がありありです。
スカンジナビア航空の機体に”タイ”とペイントされていて、設立されたばかりのタイ国際航空がSASの機材で運航していたのが確認できる今では貴重な画像でしょうか。
小林旭作品にまるで興味を持てないので無関心でしたが1961年公開のこの日活映画、香港ロケがあるというのでチェックすると・・・・。
舞台はバンコクなので香港はほんの10分くらいですが、お約束の啟德空港(藍田方向の山々が見事にハゲ山)、ビクトリア・ハーバー、中環、レパルスベイ等々。意外なのは香港最後のカットが当然ながらピークからの百万ドルの夜景、ではなく石硤尾の団地群!
サングラスをかけた金子信雄の役者っぷりに比べ、小林旭がどうにも絵にならないのがつらくて、共演の宍戸錠に喰われているのにそれでも当時の観客はアキラを支持していたというのが不思議?
今となってはバンコクのキャバレーで”ブンガワン・ソロ”を歌うという場面は噴飯ものですが、インドネシアもタイも同じようなものという当時の映画屋の意識がありありです。
スカンジナビア航空の機体に”タイ”とペイントされていて、設立されたばかりのタイ国際航空がSASの機材で運航していたのが確認できる今では貴重な画像でしょうか。
そんなこと、本当にやっていたとはビックリのストリート・ヴュー「行山徑版」。
三大トレッキン・コースくらいと思いきや、鳳凰山への狗牙嶺なんていう5星クラスの非公認コースまで撮っているというから二度ビックリです。
詳しい記事は”香港01”のこちらで。
http://www.hk01.com/sns/article/58587?utm_content=buffera6215&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer
三大トレッキン・コースくらいと思いきや、鳳凰山への狗牙嶺なんていう5星クラスの非公認コースまで撮っているというから二度ビックリです。
詳しい記事は”香港01”のこちらで。
http://www.hk01.com/sns/article/58587?utm_content=buffera6215&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer
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