2004年6月公開。
上映最終週に観ることができました。ほとんど事前情報を頭に入れず飛び込んだため、オープニングの長まわしの銃撃シーンには仰天させられました。
体裁はポリスアクションですが、実験的な演出テクニックを随所で見せる野心作です。
開巻のワンカットワンシーンが撮影された大角咀・振榮街は、細長い集合住宅一棟を残し他は再開発が始まっており既に取り壊されてしまっていました。
命乞いする警官を撃つ場面を撮影された、新蒲崗の康強街は学校が目の前にあり人通りの激しいこんな所、よくこんな賑やかな場所で銃撃・爆破シーンを撮ったものと驚きです。
省港旗兵たちが立てこもる文匯街は、撮影時とまるで変わっていません。
修羅場を逃れたリッチー・レンがケリー・チャンに追いつかれる横断歩道は、奥運駅のすぐそばにありました。