ここだけはどうしても確認しておきたかったのが、「殺破狼」での甄子丹と呉京が繰り広げる香港映画史に残る立ち回りシーンを撮影した場所でした。台風「風神」による雨と風のなかを行ってきました。
MTR九龍湾から歩いて10分ほどにある企業廣場1期・2期に挟まれた路地でした。劇中では歓楽街の外れという設定で、BARの看板や怪しげな明かりをセッティングしていますが、実際は工業ビルやオフィスビルが集まっている場所です(通り名が付いていないので、おそらく私有地を通っている道なのでは?)。
映画は夜間撮影されていますが、それも当然で昼間は勤め人やトラックが多くとてもカメラを廻せるとは思えません。その代わりに休日の夜ならば人通りが絶えて撮影にはもってこいではないかと推測されます。
それにしても狭小空間での立ち回り演出の見事さは香港映画の伝統ではありますが、甄子丹による「戦狼伝説」(小屋での場面)や「千機変」(ビルの路地での場面)や「導火線」(ラストの廃屋)などの動作設計は特に傑出しているといっていいのではないでしょうか。
こんな狭いところであの場面が撮られたのか、と実に感慨無量でした。

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