1985年5月香港公開の『時來運轉(Those Merry Souls)』。
日本未公開もしかたないという出来のこの映画ですが、元彪と曾志偉がスタントマンという役柄なので撮影現場の描写があり興味深いところです。
エリック・ツァンの与太郎ぶりにすっかり喰われた元彪ですが、四階くらいのフラットからあっさりジャンプする場面(マットの下には段ボールが積まれています)は、『富貴列車』のあれを思い起こさせてくれます。
導演を演じるサモ・ハンからの指示で落下するシーン(ここは本人ではなく替身)で思い出すのが、谷垣健治さんが本に書いていた「旺角揸FIT人」でのスタント、九龍塘での撮影におけるクレーンからの落下エピソードです。
あれほどの高さではないにしろ、ここでの緑のマットへの着地がもしずれて落ちたら・・・・想像するとゾッとさせられる場面をさらっと見せてくれます。
ちなみにサモ・ハンの横でトランシーバーを手にしているのは陳果(フルーツ・チャン)。
というわけで、オープニングで元彪と劉家榮がオーソドックスな立ち回りを演じるシグナルヒル公園(訊號山花園)へ1907年建設というシグナルタワーを見物に行ってきました。
絶好の眺望なのにあまり話題にならない理由がわかりました。
すぐ近くの重慶大廈などに泊まっているアフリカ人たちの溜まり場と化しており、とてものんびり散策する雰囲気ではありません。我々がカメラを手にしているのを見て、威嚇してくる始末です。
公園を下ってモデイ・ロードまでの通りに立つのも黒人ばかりで、重点巡回地域なのか警官の姿も他より多いようです。この時も身分証チェックを受けたアフリカ人が大袈裟な身振りと大声でポリスを嘲るという光景を目にしました。
日本未公開もしかたないという出来のこの映画ですが、元彪と曾志偉がスタントマンという役柄なので撮影現場の描写があり興味深いところです。
エリック・ツァンの与太郎ぶりにすっかり喰われた元彪ですが、四階くらいのフラットからあっさりジャンプする場面(マットの下には段ボールが積まれています)は、『富貴列車』のあれを思い起こさせてくれます。
導演を演じるサモ・ハンからの指示で落下するシーン(ここは本人ではなく替身)で思い出すのが、谷垣健治さんが本に書いていた「旺角揸FIT人」でのスタント、九龍塘での撮影におけるクレーンからの落下エピソードです。
あれほどの高さではないにしろ、ここでの緑のマットへの着地がもしずれて落ちたら・・・・想像するとゾッとさせられる場面をさらっと見せてくれます。
ちなみにサモ・ハンの横でトランシーバーを手にしているのは陳果(フルーツ・チャン)。
というわけで、オープニングで元彪と劉家榮がオーソドックスな立ち回りを演じるシグナルヒル公園(訊號山花園)へ1907年建設というシグナルタワーを見物に行ってきました。
絶好の眺望なのにあまり話題にならない理由がわかりました。
すぐ近くの重慶大廈などに泊まっているアフリカ人たちの溜まり場と化しており、とてものんびり散策する雰囲気ではありません。我々がカメラを手にしているのを見て、威嚇してくる始末です。
公園を下ってモデイ・ロードまでの通りに立つのも黒人ばかりで、重点巡回地域なのか警官の姿も他より多いようです。この時も身分証チェックを受けたアフリカ人が大袈裟な身振りと大声でポリスを嘲るという光景を目にしました。