今日の各紙に出ていた実に情けないニュースです。
あの灣仔の再興をはじめとする焼臘店が税関に「度量衡条例」違反で摘発されたというのです。
なんでも持ち帰りで焼肉や叉焼を売る際、15?25%(なかでも再興は悪質で40%近い事例もあったとか)の重量をごまかしていたということ。
なんでもこういう老舗では昔からの伝統的な天秤ばかりを使っていたからという言い訳のようですが。
最近よく目にするチェーン店の「太興」などは4枚目の画像のように電子式重量計を使って明朗会計を謳って違いをアピールしています。
まぁ、店内で食べていくだけのぶんには気にすることはないのですが。
ちなみに、再興が戦前創業で戦後再スタートする際に店名を「復興」として、その後「再興」に改めたという紹介がありました。
ひさしぶりに灣仔へ叉焼飯を味わいに行きたくなりました。
日本の偽装問題は最近マスコミではあまり聞かれなくなりましたが、香港でもこういうことがあったのですね。
>昔からの伝統的な天秤ばかりを使っていたからという言い訳
でも、少ないほうに減りこそすれ多いほうに増えることはないんだろうから、言い訳にならないんじゃないか(笑)。
香港の消費者も、最初から2?3割実際より目方を割り引いて考えていて、それが暗黙の了解の商習慣だったのかも。