20日の明報を見て驚いたのがこの記事です。
電影資料館が「百部不可不看的香港電影 100 must-see hong kong movies」と銘打っての特集上映を10月からスターとさせるという企画です。
100本の映画を3年かけて上映していくというもので、月に2~3作品を予定しているようです(年代順では無いので、いきなり10月に「上海ブルース」が登場します)。
セレクトされたものは、1916年から1999年という括りのため2000年代の「無間道」などの作品は除外されています。
気になる80・90年代の作品群ですが、まぁこんなところでしょうという順当な作品が並んでいます。カルト的な映画やB級活劇を選べるような企画ではなく、いわば戦後香港映画の正史といった観点ではと。
それでも目にしたことのない許鞍華の「瘋劫」「撞到正」を観る機会があるというのは嬉しく、100本目の「鎗火」はいつ上映されるのか今から楽しみです。
資料館には116頁ある小冊子が用意されており、なおかつ3ヶ月分の上映作品を紹介するリーフレットもありこの企画に対する意気込みが伺えました。

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