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というわけで、「黑社會」といえば。
この高層住宅群を見下ろす巨岩の上で狂犬の如く吠えるという、この映画のもっとも印象的な場面ではないかと思いますが。
こんな具合に見えて、なおかつ車で行けるところといえば・・・・飛鵝山道かその下りになる扎山道しかないだろうということで行って来ました(香港在住であの辺りを歩いたことのある方ならすぐにピンときたんでは?)。
飛鵝山道を登りきった観景台入り口の東屋から最初のカーブですぐに目に入ってきました。
あまりにも簡単に見つけられたので拍子抜けしたくらいです。
こうなると、あの岩に登ってみたいというのが人情です。映画の撮影は冬だったので草が枯れて小道が見えていますが、こちらは見ての通りで胸近くまで生い茂っています。この巨岩、近づいてみると手前と前方の部分が大きく割れていて高い前方部に乗るというのが実にやっかい。
おまけに風も吹き下ろして体があおられるという状態、やっと岩に張り付くとまるで真下の団地群に吸い込まれそうな錯覚に襲われるというテイタラクでした(へっぴり腰とお笑いください)。
ここで演じた梁家輝(ひょっとして替身?)、命綱を付けていたのは間違いないというのが実感。
こんなところで転落したら、翌日の蘋果に”日籍電影迷遊客墜落”なんて面白可笑しく書かれるんだろうなぁ・・・なんて考えてしまいました。

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