優秀な成績で中文大學を卒業後、金融アナリストとして高給を取っていた青年が巴士ドライバーに転身というお話。
昔だったら考えられない、いわば逆ホンコン・ドリームですが、それよりも肝心なのが彼には幼少時から巴士ドライバーが憧れだったというところ。
最新のダブルデッカーを自在に運転する姿が香港の子供にはヒーローに映るのは充分理解できます。大人の私が見てもソノ気になってしまうくらいですから。
比べてはアレですが日本のバスを見て同じような感情を子供が持つとはとうてい思えません。やはり香港ではバスというのはいろんな意味で象徴的な存在だと改めて思った次第です。