この数日、当ブログの記事「時來運轉」をご覧になる方が続いていて???
以前は開巻に現れる尖沙咀のシグナルヒル絡みで紹介したのですが、改めて見直すと映画の出来はさておき香港の八十年代の様子が今となっては貴重な記録になっているんではないかと。
映画館の前で待ち合わせるという場面、夜の人出を当てにしたいろんな小販が並ぶという風景。
15年前の旺角・南華戯院、かろうじて1・2台の小販が出ていたのが記憶に残っています。
ロケをしたこの映画館は九龍城の福佬道にあった國際戯院のようです(今の地茂館甜品の向い側)。
そして、オッとこれは! というのが斧山道にあったゴールデンハーベストの撮影所。映画の中にこれだけ大きく映るのは珍しいのでは。
ラストの食卓、せっかくのご馳走なのに飲み物がコーラという光景です。あぁこのころから既にこういうのが当たり前だったのか(泣)。
わからないのがビーチで、赤柱ではないかと思うのですが?
85年5月公開というのは、「霊幻道士」公開の5ヶ月前になるわけで林正英の認知度はまだほとんどなかった頃でしょうか。
ちなみに1985年のGH公開作といえば「福星高照」「夏日福星」「龍的心」「殭屍先生」「警察故事」などが並んでいます。

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