天気予報は冷気が流れ込んで急激に冷え込むので注意を! なんていっていましたがオーバーなことこの上なく、10度ちょっとの東京から来た人間には充分に心地良い気温です。
それでも電車内は一夜で冬衣装を着込んだ地元民の皆様ばかりが。
「陀地驅魔人」公開初日の1回目上映はダイヤモンドヒルのブロードウェイで観ることに。
こんな気温なのにエアコンを真夏並にかけるという、ほとんど拷問に近い扱いです。
肝心の映画ですが・・・・オープニングからこれでもかのグロ描写が続き、このまま押し通すかと思いきや、中学生向けドラマと化すラストには啞然! ちなみにポスターのタトゥー姿は劇中に出てきません。
全編、過剰なまでのCGによる悪霊というのはJ・マクの「キョンシー」の成功からきているんでしょうが・・・・。
午前中の回で安い料金設定のせいもあってか意外なくらいに客席が埋まっています。
予告で「消失的凶手」が流れましたが、ネット上には既に広東語版がアップされているというのになんと普通話版です。動作指導は谷垣さんの名が堂々の一枚看板で。
終了後は、15分後に始まる「007 スペクター」をハシゴです。
ワルサーPPKの9mm.弾でヘリコプターを落とすという素人も呆れる演出には苦笑するしかありませんが、D・クレイグが大統領候補のB・サンダースに5万ドルの献金をしたというリベラル志向を聞いては許してしまいましょう。
オープニングのワンカット撮影にはビックリさせられましたが、これはもうO・ウェルズの「黒い罠」へのオマージュに間違いないと思いますが?
隣にある三聯書店には黎耀祥の「戯劇浮生」の増補改訂版が積まれています(そんなに売れていたとは)。

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