フリッツ・ラングの「WESTERN UNION(西部魂)」、権利元である20世紀FOXはシネマ・アーカイブ・シリーズでのDVD-R発売のみでBlu-rayはKino Lorberから。
そんなわけで、英語字幕なしという同条件なら安いほうを選択して、3年前に出たドイツのKOCH MEDIA版をオーダー。
西部劇のBlu-rayはハリウッド・メジャー本体からはほとんどリリースされず、ドイツ・フランス・スペインから大量に発売されているのがここ数年の状況、ヨーロッパ人はこんなにもウェスタン好きだったの? というくらいにマニアックな作品までラインナップされています。
デジパック仕様で、ブックレットは本体に固定(残念ながらドイツ語のみ)。
日本ではジュネス企画から出た劣悪な画質のDVDのみだったので、ようやくまともなカラー画面とのご対面です。
ちなみに児玉数夫さんの”西部劇大鑑”によれば、当時アメリカ映画の配給会社CMPEに在籍していた氏が苦心したという日本題名が決まるまでが・・・・「電信隊、西部へ行く」「西進」「西部の嵐」から「西部の暁」にほぼ決まったあとに再び「西部魂」に変更とのこと(実際に輸入されたプリントはモノクロ版だったそうで、良好な状態の色彩画面というのは日本ではこういう輸入Blu-rayで初めて目にできたというのはちょっと大袈裟でしょうか?)。

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