香港郊野遊行・續集

香港のハイキングコース、街歩きのメモです。

香港映画

陳木勝(ベニー・チャン)死す。

陳木勝が癌で死亡という突然のニュース。
特にヘビースモーカーという印象はなかったのに咽頭癌? 彼が患った上咽頭癌は日本人には少なく、華南・シンガポールでよく見られる癌とのこと(なんでもウィルスが原因ということ)。
伝えるこのTVB芸能ニュース、何が驚きといえば最後の最後に出るジャッキー・ロイの変わりすぎた風貌。あの「ミッション」の若者が・・・・とはいえ20年も経ったのに呉鎮宇がほとんど変わりないほうがオカシイのかも。




朝日新聞 黄秋生インタビュー

 香港の抗議デモを弾圧する香港政府や背後の中国政府を果敢に批判し続け、仕事を干された香港俳優がいる。ヒット映画「無間道」シリーズの心ある警視役などで知られるアンソニー・ウォンさん(58)だ。収入が激減してもなお動じない彼は、香港のフィリピン人家政婦の現実を描いた2月1日公開の「淪落(りんらく)の人」に、報酬を辞退して主演した。その思いとは。

「中国で稼いでいるくせに」批判浴びても

 5年余り前、中国映画の撮影で滞在した上海でのことだ。深夜、香港の民主化を求める「雨傘運動」への警察の弾圧のニュースに憤り、フェイスブックに携帯電話でデモ支持を書き込んだ。中国版ツイッター「微博」などに転載され、ネットで非難の嵐に。「中国で稼いでいるくせに、我々中国を害するな」 

 ウォンさんは「無間道」シリーズのほか、「頭文字D THE MOVIE」(2005年)、「イップ・マン 最終章」(13年)など数々の香港映画や、米映画「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(08年)などに出演。「香港電影金像奨」を計5度受賞、「台湾電影金馬奨」も獲得した実力派だ。

 だがこの日を境に、仕事が一気になくなる。上海でこの時撮っていた中国映画も公開中止となり、関係者からは「君のせいだ」と責められた。

 収入は激減した。それでも、昨年からデモが再燃して弾圧も激しさを増す中、自身のツイッターや集会の場などで当局批判を続けている。中国企業や中国資本がからむ作品との関わりから、沈黙する人が多い香港映画界にあって、極めてまれな存在だ。

「自分は何者か」デモがもたらした誇り

 4歳で、英国人の父と生き別れた。英政府関係の仕事で香港に滞在した折に、かつて広東オペラの歌手をしていた母と知り合い、ウォンさんが生まれた。だがまもなく父は、英国に戻ったきりとなった。

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 子どもの頃は、英国人でも香港人でもない扱いを受け、自分が何者なのかとアイデンティティーに苦しんだ。「自分が香港人だと誇るような感覚は、以前はなかった」

 だが、一連のデモを経て、「今は香港人であることを誇りに思える」と話す。「政府のゆきすぎた行動や暴力に、若者が勇気を出して立ち向かい、民主とは何かを世界に発信し続け、警鐘を鳴らす役割を果たしてくれている。そうした若者の行動に勇気づけられた」

写真・図版

 父が英国で別途、家庭を持っていたことを英BBCの番組出演をきっかけに知り、2年前、豪州に住む英国人の異母兄2人に会った。思いがけない兄弟の存在に、ともに喜び合った。彼らには香港からの移民を勧められるが、ウォンさんは応じない。また、妻は警察を支持し、カナダに住む長男は発言を控えるよういさめてくるが、いずれにも耳を貸さない。「引き続き、香港の若者たちの力になりたい」

香港の現実描く映画、無報酬で主演

 「淪落の人」では、差別に遭いながらも自由を希求し夢を追うフィリピン人家政婦に介護される、半身不随の役で主演している。フィリピンをはじめ東南アジアからの出稼ぎ家政婦たちは長年、香港の家庭を支えてきた。なのに彼女たちを描いた映画は香港で「これまでなかった」という。ウォンさんいわく、「フィリピンに限らず、外国人労働者への一種の差別的な意識を、香港の人たちが潜在的に持っているということではない 香港では週末になると、香港島中心部の中環(セントラル)の繁華街で、フィリピン人など東南アジアの女性が文字通り大挙して路上でくつろぐ光景が繰り広げられてきた。住み込みがほとんどであるため、休日は外出するほかないものの、お金のかかるカフェなどに入る余裕はなく、持ち寄りの食べ物などを同じ境遇の人たちと囲む。それでもつかの間のぜいたくを味わおうと、高級店で返品前提で服を買い、記念撮影したりする女性たちもいる。今作ではそうした場面も出てくる。

今の中環は、デモと警察との衝突現場と化している。「中環はもう難しくなっている。でもみんな、どこかで集まっているんじゃないかな」とウォンさん。自身の家庭でも今、義父の世話をフィリピン人家政婦にお願いしているというが、「彼女はすごく素晴らしいですよ」。

 ウォンさんは今作で高い評価を受け、「香港電影金像奨」で主演男優賞に輝いたが、報酬は辞退した。低予算ながら、香港の現実を意欲的に撮ろうという新進女性監督、オリバー・チャンさんを応援したいという気持ちからだ。根底には、今後への危機感があった。

香港政府の助成審査に懸念

 一国二制度の下、香港には中国のような検閲制度はないし、中国との合作でない限り検閲を気にする必要もない。だが香港資本だけだと低中予算の作品となりがちで、多くの場合、香港政府の助成審査を申請することとなる。

 ウォンさんは言う。「香港政府は今後、こうした審査にあたって、正義や公平とは何かを問うたり、自由や民主に少しでも触れたりする作品に敏感になるだろう。例えばクラスの若者の代表を選ぶ話だったりすると、選挙の公正性へと脱線するのではないかと警戒される。かといって大人の言う通りにする良い子を描こうとしたら、政府の厳しい取り締まりの暗示だと思われかねない。どう選んでも、ある種の警戒は消えない。昔の香港ではよく、警察をテーマにした映画があったが、今またこういうものを撮ろうとしたらどうなるだろうか。もちろん政府は正面からダメだとは言わないと思うが、いろんな理由を見つけて助成審査を通らなくするかもしれない。そうしてみんな、自粛していくのではないか」

まさかの、「ブレード/刀」オンエア!

ツイ・ハーク「ブレード/刀」がなんと11月9日・18日にムービー・プラスでオンエアされるという!
まさか、これに続いてWBの権利下にあるGH作品(「ペディキャブ・ドライバー」「衝鋒隊怒火街頭」)が控えていたりして・・・・と期待だけは膨らむんですが。
US盤DVDはちょっと早まったのかも?

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8月15日公開、任達華「小Q」

殺傷事件の前に撮られていた新作「小Q」宣伝インタヴュー、見覚えのある部屋の様子? 
あらまぁ、いつも宿泊する沙田の帝都酒店(ロイヤルパーク・ホテル)じゃないですか(おまけに公園側という)!
「アイスマン」以来の羅永昌監督作品、サイモン・ヤムとは「非常突然」からとなると既に21年の付き合いに。

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「龍的心(ファースト・ミッション)」。

いまさらながらではありますが成龍の「龍的心」。
ぼんやりと観始めたムービープラスの視聴、改めて観るとこれはもう”成家班 at 沙田”ともいうべき映画じゃないかと勝手に命名することに。
ジャッキーら刑事たちとゴロツキ連中の駐車場バトルシーン、背後の山に見えるのがビーコンヒルのレーダードームで2枚目の画像に映り込んでいるのがこのころ竣工した新翠邨の団地、ということで恐らくは新田村あたりかなと?
恐らくブラッキー・コウと思われるバイカーたちとの追跡シーンのスタートが尖沙咀東の現在ではリーガル・カオルーンに変わったリーガル・メリディアン・ホテル。
建設中のリーガル・リバーサイド・ホテルでのアクション場面、負傷者が出たという爆破シーンは東棟と西棟の間(地上3階のプール)へ落下。そして向こうには既に富豪花園の高層住宅が出来ています。
立ち回りの場面はコンクリートを打ったばかりのの西棟(城門河側)。
この時点ではあの王屋村古屋の前にはまだ3階建てのレストランが建っています(古屋が香港政府所有になったのが84年ですから、この映画の撮影時85年はまだ整備以前の状態だったはず)。
錢嘉樂(整形前の?)と元華の背景に見えるのが吐露港の対岸でまだまだ未開発だった馬鞍山方面。
イエローのランサーに腰掛ける成龍の後ろに小島が見えるので白石角の先あたりでしょうか?

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ワーナー盤「ブレード 刀」。

そのうちそのうちと思いつつ先延ばしにしていたツイ・ハークのUS盤「刀」、ようやく入手。
肝心の画面サイズは1.85:1のレターボックス、おまけにオーディオも日本盤と同様にモノラルという仕様。
パイオニアLDC盤のお粗末すぎる画質に比較すれば良くはなったとはいえ、こんなものなの? というレベルなのは残念です。
これではサモ・ハンの「ペディキャブ・ドライバー」も期待してはいけないということに。

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旺角で。

昨日から上映が始まった「アイスマン2(時空行者)」、旺角のブロードウェイで。
256人のキャパシティで30人の入り。ドニーの台詞(広東語)が別人に吹き替えられているというのには唖然!(アフレコまで拘束できるギャラが出なかったとか?)
「特殊身份」と同様な事情だったんでしょうか?(またしても母親役が鮑起靜という安直な設定) 
あえて見せ場といえばドニーと倉田保昭のチャンバラ場面、そして桃園村のセットくらい(雪崩れのCGが実に雑なのにも泣けます)。
これではオクラ入りのままで幻のPart2でよかったのにというのが正直なところ。
HMVを覗くと、何故か今頃「霊幻道士」がBlu-rayで(発売元がパノラマに変わっただけのようですが)。
ホテルのTVではクラシック映画Ch.でデレク・チウの「三個相愛的少年」がオンエア中(VCDのマスターとおぼしき劣悪な画質!)。ついさきほど観た「翠絲」予告編にも出ていたエリック・コトがここでも。
そういえば香港映画には90年代から”同志電影”ともいうべきジャンルが細々とあったなぁと思い出しました。     

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Netflixで。

Netflixで配信が始まっていた香港映画3本、天馬電影の「浮華宴」・「Z風暴」・「S風暴」というあんまり有難みの薄い作品が並んでいます。


「大師兄」公開終了。

8月16日から公開されてきた「大師兄」、今日の荃灣西での1回上映で終了のようです(800萬HKにも届かなかったんでは)。
甄子丹の動作片という外見ですが、高校生の生活環境をリアルにきちんと描いているという予想外によく出来た学園ものでした(てっきり、ニコラスの「我的野蛮同學」風のアクションものかと)。
主役の甄子丹もさることながら、この5人の生徒が実にこの映画の半分以上を担っている印象を受けるくらいです。
香港生まれのパキスタン人、ADHDの弟とゲーム狂いの兄弟、男児に生まれなかったことで屈折した想いの女の子、天台屋暮らしの新移民の子という設定がリアルすぎて同世代の観客が拒否反応を示したのかというのは考えすぎ・・・・でしょうか?
アルフレッド・チョンの教育局の高官は実にはまり役、妻に逃げられたアル中オヤジ役の駱應鈞も上手くて、樓南光はいささかオーバーアクト、ドニーの高校生時代を演じた子が見事な蹴りを見せてくれるのに大笑い。
エンド・クレジット中のスペシャルサンクス、任賢齊の名前があるのはプロムナードで歌われるあの曲の絡み?
校庭での大勢を相手にする立ち回り場面、逃げるチンピラにドニーがBBQ用の串を投げつけヒットさせるカットがあるんですが、欧米の観客にはあの串らしき捧が??でしょうね。
なにしろ細部の描写が光った脚本です(コンサート・チケットの買占めにならぶパキスタン人、段ボール回収で生計を立てている祖母の内職で見せる花入れ、薬局でリタリンを手に入れる場面、PTUの警官がウクレレにドラッグを隠してないか職質するカット、などなど)。
深刻な題材を扱ってはいても見事に脳天気な明るさで終ってくれますが、この映画とは対照的にまるで救いのない展開の学園もの、林嶺東作品「学校風雲」を観返したくもなりましたが。
ないものねだりになってしまいますが、もしヒットしていたら続編もつくれたんじゃないかと残念です。


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Netflixで。

これでは止められないではないか、というのがnetflix。なんとショウブラザーズ作品が大量に配信されているではないですか、「無味神探」まで! なかには王晶の「神勇雙妹麥」などという珍しい作品まで。
高画質・字幕付きで未公開作を苦労なく観ることができる日が来るとは・・・・嬉しいやら情けないやら。

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