公開7日目にして2度目の「鐵三角」です。
今度はいつも利用している旺角・新寶戯院で夕方の上映です。
150席の1院で観客は全部で20人ちょっとくらいでしょうか、カップルがほとんどです。
手錠をかけられた林家棟が任達華にいたぶられる場面では女性客から悲鳴が上がっていました。家棟の悪徳警官が絶品ですが、「神探」と役柄がかぶっている・・・なんて現地のひとは気にもしないのでしょうが。もっと散漫な仕上がりになっているのではと思っていましたが、予想以上に楽しませてくれました。
既に観られたかたのコメントでは、杜琪峯の映画になってしまっているということでしたが、実質4年振りの林嶺東パートが充実していました(カーアクションのお手本のようなあの場面)。本音をいうと彼にひとりで全編やってほしかったくらいです。それにしても広東語と北京語のセリフの応酬は、やっぱり無理がありすぎませんか?
リンゴ・ラム演出部分での動作指導を担当している錢嘉樂とドライバーの呉海堂が撮った短編がこんなところにありました。
http://www.youtube.com/watch?v=lOfZBD2Tgyo