香港郊野遊行・續集

香港のハイキングコース、街歩きのメモです。

跟蹤

『跟蹤』オンエア。


劇場公開後3ヶ月くらいでディスク化、と思っていた「天使の眼、野獣の街」。
その後さっぱり音沙汰がなく、配給元に何かあったのかとイライラさせられていましたが、12月27日の日曜にWOWOWで放送されるとのことです。
それもハイビジョンでオンエア! そんなマスターがあるならブルーレイで出して欲しいところですが今の日本で香港映画がブルーレイとして出る可能性を考えるとなんとしても地元香港に期待するしかありません(リリース元のKAMは最近になって旧作のBlu-ray化を始めているので脈は有りかも?!)。


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『天使の眼、野獣の街』


「天使の眼、野獣の街」、こんなタイトルにするなら素直に「アイ・イン・ザ・スカイ」で通したほうがいいのに・・・と思いつつ先ほどシネマライズで観て来ました(ここは、あの「ブルー・ベルベット」以来ですから全くのご無沙汰です)。
DVDで繰り返し何度も視聴していますが、やはり最後まで引き込まれる作品で改めて傑作の名に相応しい映画と再確認させられました。
映画自体は、予備知識なしで誰が観ても楽しめる筈ですが香港の風俗や食習慣に馴染みのない観客に「BBQ」「電話機買い」「茶餐店の出前」「ハンバーガーに見えるが菠蘿飽」「コンビニでオクトパス」・・・・・これらがどんな風に映ったのか興味深いなぁと。
それにしても、300円で販売されていたプレスと称する二つ折りの解説書は貧弱な作りでガックリしました。
驚くほど多くの雑誌メディアに取り上げてもらった「放逐」に比べ、僅かにキネ旬の浦川さんの2ページ記事が目につくくらいなのが悲しい本作ですが、日本経済新聞での紹介記事のライターは宇田川幸洋さん! 最適任者ということで期待するも、たったの90字スペースでは「犯罪映画の傑作、トー組の俳優が勢揃い。」くらいとしか書けませんよね、そりゃ。いくら予算がないとはいえ、もうちょっと熱意と商売っ気を見せてくれないと困ります。
画像はフランス公開用ポスターです。
渋谷で観たプリントの冒頭、日本の配給会社・香港の配給会社のロゴとともにフランスのARP(「復仇」の合作相手)の名が出てきました。ということは海外配給権は驕陽電影ではなく、ここが持っているということなのかも?

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『跟蹤』撮影風景。

大陸サイトに出た游乃海へのインタビューによると、この映画の街頭場面は7割が隠し撮りとのことです。

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『跟蹤』劇照3。


中ヒットくらいにはと期待していましたが、残念な観客動員に終わったこの作品。今の香港の観客層にこういう上質なクライム・サスペンスをアピールするにはアイドル・スターを出演させるしかないのかなぁと。
それにしても梁家輝、「黒社会」に続き素晴らしい役者ぶりです。BBQの場面で生鶏肉を掴んで刺すカットにはゾクゾクさせられました。
来年の金像奨では3部門くらいの受賞はあるのでは?

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『跟蹤(Eye in The Sky)』DVD発売記念イベント。


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8月4日にこんなイベントがあったという新聞記事を読みガックリ。
全く気がつきませんでした。ランガムプレイスはその前に行っていたのに、そんな告知があったなんて。林雪がDVDサイン会に出てくるなんていうのは、初めてでしょうか?
帰国してから見つけた香港人サイトにそのときの様子が出ていましたので下に。
最後の写真には、日本製の「PTU」パンフを持参している人が。

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『跟蹤』ポスター、スチール。


公式サイトができ、3種類のポスターが。
そして大陸版を。

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台湾版とタイ版も。

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『跟蹤』劇照2。


いつものポニーテイルの姿が。


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『跟蹤』劇照。

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『跟蹤』

映画祭での上映が終わった「跟蹤(アイ・イン・ザ・スカイ)」。5月ころに劇場公開?
プレミアの様子などは大きく流れても、撮影・音楽・動指などのスタッフなどが紹介されないが多分いつもの杜琪峯組かと。
2006年1月、銀河映像の1階での開鏡と3月・中環でのロケ風景。

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