香港郊野遊行・續集

香港のハイキングコース、街歩きのメモです。

香港歩き

大圍の新しい映画館へ。

沙田の映画館も便利ですが、隣の大圍にできたモール内のエンペラー・シネマがどんな様子か出かけてきました。
火曜の割引デイとあって埋まり具合を心配しましたが、ガラガラの客席でドルビー・アトモス上映を堪能できました。
日本では10月公開の「イコライザー3」、見事に重厚な色調で舞台であるシシリーの石造り建築の質感を映し込んでいます。
これでシリーズ打ち止めになるのは残念ですが、リーアム・ニーソンのような浅ましい姿をさらさない内に打ち止めというのはさすがに賢明なスターかと。

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3年4ヶ月ぶりの香港。

3年4ヶ月ぶりの香港。
尖沙咀・文化中心での電影節クロージング作品「送院途中」に間に合いました。
7時の上映は既に売り切れ、9時45分の2回目上映に。
座席指定ではないので何ヶ所もある出入口に行列させて、ドンと一斉に流し込むという乱暴なやり方。
クロージング作品に持ってくるほどの出来ではないのが、上映後の熱のない拍手にも現れていました。
ちょっと予算をかけたTVドラマといったら失礼か? 
それにしてもシネスコ・サイズで撮る必然があるとも思えないんですが、ならばとラストの事故現場シーンに力を入れてるかといえば・・・・。

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11.24 沙田・瀝源投票所

9時半過ぎはまだ瀝源コミュニティセンター前広場には人影もまばらでしたが10時を過ぎるころからメディアが続々と集まり始めて(やたらと日本メディアの数が目立ちますが、やはり白色テロの被害者という話題性につられて?)。
負傷した足を引き摺りながらもジミー・シャム本人は支持者とのツー・ショット撮影に応じる余裕。
投票が締め切られ、しばらくして開票準備OK、メディアが先を争って全面へ(おかげで支持者や私のような野次馬は視界を遮られるという始末、周りの若者たちは最前列でライブ送信しているすぐそばの光景を映像を携帯電話で見ているという倒錯した状態です)。
入り口に貼られた最終投票者数は5759人とあります(横にはこの投票所での投開票作業に従事する全ての名前がズラリと明記されており、よほど日本より明朗です)。
ステージ上には武警2名と完全装備で消火器持参の消防士2名が待機。

開票作業者が机の①②と書かれた箱に仕分けしていくのを見ているとシャム側に積まれる投票用紙の多さが一目瞭然・・・・それでも1回目の仕分けの後、ダブルチェックというわけでメディアも待ちくたびれる様子(TBSの小川嬢も外で弁当をパクついておりました)。たったひとりヘルメット着用の場違いな重装備記者、あの節操のないフリーカメラマン宮嶋茂樹氏でした。
最後に疑問票の開示・説明を候補者の選挙責任者を前にして入念に。
退場後、目の前の団地上層から声援の声に応えて熱くシュプレヒコールを返していました。

結局、3283票を獲得しての当選でした。これでは中共当局は間違っても普通選挙など恐ろしくて香港で実施させるなどありえないことだと再認識したことでしょう。



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機場へ。

空港での入場制限が続いているのを忘れていました。
出発ロビーへは旅券確認できた利用客のみを通すということのよう。
CXの機内エンタ、新作にはフルーツ・チャンの「九龍不敗」が並んでいます。動作指導はトン・ワイとジャック・ウォンですがスローモーションを多用した立ち回りは20年前の感覚か? おまけにラストが唖然とする脱力映画になっていて、陳果いったいどうした?
「ジョン・ウィック3」のタイトルには迷いましたが10月4日の日本公開が目前となりグッと我慢。
セレクトした人の個人的趣味なのかどうか、アルトマンの「ロング・グッドバイ」が紛れ込んでいたのがご愛嬌(しかも紹介文の監督名が誤記されているという)。

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朗屏のウォール、そして大欖涌水塘(千島湖)へ。

西鐵線の朗屏駅、行人橋がウォールと化していました。ここはあの元朗事件の現場隣でもあるわけで当然といえば当然なわけで。
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午後10時の沙田、ウォール。



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7日も空港? 今ころ言われても。

今朝の新聞によれば7日の土曜にも空港での抗議活動が予定されているとのこと。
いつもは土曜帰国にしていたんですが、今回は珍しく金曜帰国のフライトにしたのが功を奏したようで。
そんなわけで歩いて5分の文化博物館へ「大英博物館蔵品展」へ、思いがけなくも北斎の”神奈川沖浪裏”を見られるという幸運、しかしホックニーと並べられるという展示の仕方に溜息が。
ついこのあいだ催涙弾が飛び交って住人の怒りが爆発した九龍灣の福徳広場、新作パニック・ムービー「クロール」を観に行ってきました。
沙田に戻ると既にウォールが出現していてご覧の人だかりが出来ています。管理会社の人間も5人ほどいますが遠巻きに見ているだけです。
ホテルに戻るとキャリー・ラムの撤回発表映像がTVに流れていました。芝居好きとしては”遅かりし、由良助!”だろうよと。
政治家としてのセンスがゼロという、ただの官僚がトップだったのが誤りという香港。
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ダイヤモンドヒルのレノン・ウォールと沙田

アップルの芸能欄、盧海鵬が地下鉄で目撃されたという小ネタが掲載。
鑽石山のハリウッドプラザ入り口そばにウォールが。
朝にはきれいに剥がされていた新城市広場のウォール、夜の7時にはもうこんな人だかりに。
ご丁寧にペンとポストイットが用意されています。抗議ビラのタイトルも法輪功ばりに”反中共”が大きく全面に出てきている印象です。
管理会社の職員は遠巻きに見ているだけで手出しせず、深夜になってから撤去にかかるものかと。
夜は香港電台32が九龍灣でのバス臨検をライブ中継。

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抗議者集結中の機場。

正午に到着するフライトなので抗議デモの影響が出てくる前に空港を出られるじゃないかという予想どおりになりました。
到着ロビーは閑散としており、いつもの荷物カートを押す外国人観光客の間をぬって通る状態が嘘のようです。
エアポートバスのターミナル口では集まり始めた抗議者を入場させないように警察・空港側が集結、まだこの段階ではざっと300人位で混乱はなくカートを押して彼らの間を通っていける状態。
しかしバスを待つ10分ほどの時間に街から到着するバスからは続々とマスク姿の抗議者がやってきて、このペースで増えたらターミナルの機能がどうなるかと。
ホテルでは香港電台32が現地からライブ映像を途切れなくオンエア、こちらもTVに釘付けです。
東涌駅の破壊行動、あの連中は潜入扇動者としか思えないんですが、なにしろ駅に係員は無人で警察も現れずとあまりにも不自然なこと甚だしくて。
夕刻の到着ロビーは身動きの取れない到着客で溢れかえる様子が、午後便でやってきた人たちの苦労がこれから始まると思うと他人事じゃありません。
それにしても、空港から自分たちの退却する手段を考えないでいたんだったらとんだ与太郎です。

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あと一息で。

今朝の蘋果、「Still Human」はもうちょっとでという数字。
帰国便のCXは初めて経験する4割もいないという搭乗率、閑を持て余した香港人CAに「Still Human」を観たかと尋ねるとタイトルも知らないというじゃありませんか(一般人に認知されるほどのヒットにはなっていない?)。必ず映画館に足を向けるように言い添えました。
というわけで機内映画は「逆流大叔」を。そういえばこれも沙田映画ではありました。

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